こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、18金のネックレスを質屋で売った方の体験談をご紹介します。
実際の買取金額や、買取り店の選び方、売るまでの流れ、査定内容などがわかる体験談です。
昔の彼氏からもらった18金のネックレスを売る事に決める
50歳代前半、女性、仕事は非常勤講師、奈良県の大阪に近い市に住んでいます。
数年前に学生時代に付き合っていた彼からもらったネックレスを売りました。
卒業後もしばらくは付き合っていて最初のお給料で買ってくれたものだったのですが、それからもう25年以上たっていたし、子供の学費が非常にかかる時期で正直お金に困っていたからです。
少し心は痛みましたが、きっと許してくれる、もう時効でしょう、きっと応援してくれるなどと勝手に思うことにしました。
夫には事後承諾でしたね。言う必要もなかったかと思いますが。
ということで、買ったときの値段はわかりません。たぶん1万円を少し越えるくらいでしょうか。
細めで、デザインはシンプルなものでした。でも輝き加減に品がありましたし18金と刻印もありました。
貴金属買取り店は不安で奈良県にある近所の質屋に持ち込む
さてどこへ売りましょう。なんとなくはずかしいので、遠い駅のショップまで行こうかとも考えました。
わが家の最寄の駅前にはいくつかの貴金属買い取りショップがあり、また自宅にも何度か「売る貴金属や宝石はありませんか」と若い営業の人たちが来ていました。
髪を金髪に染めた派手な人もいて、正しい値段で買いとってくれるのかと少し疑ったのを覚えています。偏見でしょうが。
というわけで、隣町のショップに行っても応対してくれるのはそのような人たちだと考え、結局足を運んだのはごくごく近所の質屋です。
ブランドもののバッグなどをたくさん持っている友達からときどき行っているという話を聞いていましたし、質家であれば正しい価値を判断してくれると思いました。
もちろん質として預けてお金を借りることもできましたが、何度も質屋に行くのはためらいがありますし、ネックレスそのものにはもう未練はなかったので売ってしまうことにしました。
金の相場説明後に納得の買い取り査定価格を提示
そこは昔ながらの古い家でしたが、一歩中に入ってみると狭いながら清潔感にあふれ、言葉少ないながらも実直そうな男性がいました。
その静かな落ち着いた様子に安心し、売却希望だとはっきり伝えることができました。
その男性はネックレスを黙って受け取ると、目に直接あてる小さな拡大鏡を使い刻印を確認し、ささっと計算機を叩き、値段をすぐに出してくれました。
1万6000円ほどでした。
もともとプレゼントされたものですから、1万円越えれば御の字だと思っていた私には十分満足な値段でした。
金の相場の話なども少ししてくれ、そのあたりは詳しくないのでそれ以上交渉する気もありませんでした。
あとは受領証か領収証のようなものに住所と名前を書き、現金を受け取りました。
義母の形見の24金ネックレスの高額な査定価格
実はそのときに、売る気は全然なかったのですが、義母の形見の金のネックレスも持っていっていました。
こちらは18金でなく24金だったようです。重さもけっこうあり、値段は5~6万円だと言われました。
帰ってから夫にその話をすると、どんなに困ってもこれだけは売らないでくれと言われました。
もしも離婚したらさっさと売るかも、とにっこり笑って答えました。
今後は何かの為に現金よりも金を残す方が良さそう
売ってみての感想は、思いのほか簡単で、短時間で、自分自身にも動揺がなかったことに我ながらびっくりしました。
それどころかちょっとした商売をしたようで、やったぞ!といった気分でした。
金はそのときそのときの相場もありますが、いつの時代にも価値あるものには違いなく、また不景気のときほど高くなるのではとも思い、もし子供に何か残せるとしたら現金ではなく金で残しておくのがよいかもと思いました。
困っていなければ思い出としてとっておいてくれればよいし、困ったときがあればさっさと売ってもいい。
いつのまにかすぐに消えてなくなりそうな現金よりもよい方法かもしれません。社会勉強になり、よい経験でした。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人はいろいろ試した結果、貴金属やジュエリーを売る時は「ネットオフ」の宅配買取を利用しています。